こうじや八王子とは

「こうじ」との出会い

2018 年7 月頃、たまたま手に取ったムック本で私が出会った「甘こうじ」。
毎日朝ごはんとして、甘こうじを豆乳とバナナでスムージーにして飲んでみたら、まずは日々出るものの様子が変わりました。
そして肌や髪の調子が変わるのを実感！その冬はハンドクリームが要らなかったほど。免疫が上がったのか、それから風邪も全くひかなくなりました。
これはたくさんの人に知ってもらいたい！と考え、インスタグラムで発信し始めました。いつかお店ができたらいいな・・・と密かな妄想を抱いていたら、イベントで実際にお客様にお出しできる機会を得て、たくさんの嬉しい感想をいただきました。商品に手応えを感じたので、より多くの方に提供できるよう店舗を探し始めました。
なかなかこれだという物件が見つからない中、2020 年春よりコロナウイルスが猛威を奮い始め、皆さまの免疫アップのために一刻でも早くお店を始めたい！という気持ちが強まりました。
やっと見つけた希望に近い物件に巡り合ったのは2021 年2 月頃。当初はオーナーさんの許可をいただくことができませんでしたが、粘って想いを伝えたところご了承をいただくことができ、2021 年8 月念願のお店をオープンすることができました。
オープンにあたり、未就園児のお子さまを持つママたちを中心にスタッフに採用。隣に事業所内保育施設を作り、子連れで出勤できる環境を作りました。
家族の健康を担うママたちが、働きながら食に対する知識を深め、一緒に発酵食品の素晴らしさを広めていけば地域の皆さまが健康になります。こころとからだが健康になれば、喧嘩や事件などがなくなっていき、世界平和につながると信じています。

キャッチフレーズは「腸活は世界を救う！」

こうじや八王子のおそうざいは、砂糖を使わずに甘こうじやみりん、塩の代わりに塩こうじ、おやつ（甘いもの）は甘こうじやデーツシロップ、はちみつなどを使っています。
腸に良くないと思う砂糖や小麦粉は極力使いません。また、保存料やうまみ調味料などの食品添加物は使っていません。調味料はなるべく昔ながらの製法で作られているもの、また野菜や肉は国産のもの、無農薬でなるべく近くで育ったものを使うようにしています。

お取引のある主な企業さま

• 「醤油」　近藤醸造株式会社（キッコーゴ）東京都あきる野市
• 「米麹、味噌、大豆」　有限会社埼玉屋本店　東京都八王子市
• 「減農薬野菜」　中西ファーム　東京都八王子市
• 「無農薬無肥料野菜」　ゆっくり農縁　東京都あきる野市
• 「ぬか床」提供　金鮨　東京都八王子市
• 「フルーツ」　関根商店　東京都八王子市

麹菌・腸活について

私たちの身体の免疫細胞の7 割が腸にあり、そのため腸は第二の脳と言われています。
「腸は全身の免疫力を司る」
腸には、命に関わる役割があるということがわかっています。
免疫の鍵を握るのは腸内細菌（腸内フローラ）。腸は日々私たちが食べるものを糧として腸内細菌を養い、全身で働く免疫細胞を育てています。
花粉症やアトピー性皮膚炎など日本人のアレルギーが数十年前から急増しているのも、急速に食生活が変わったためとも言われています。
日本人が昔から食べてきた発酵食品を積極的に摂ることで、私たちの腸内環境は向上し、アレルギーやウイルスにも強い腸内フローラを育てることができると考えます。
味噌や醤油、みりんや日本酒など、これらの発酵食品のほとんどに米こうじが使われています。
米こうじは、蒸したお米に麹菌を付けて発酵させたもの。この麹菌は国菌に指定されているように、日本独自の菌で日本人の腸に合った菌という訳です。
この米こうじに水を足し、60 度で4 時間ほど保温すると甘みが出て、甘こうじになります。麹菌は70 度以上になると失活し発酵が止まりますので、麹菌を生きたまま飲めるスムージーにするのが一番効果的と考えました。
そのほかに、こうじの働きとして3 つの消化酵素があります。でんぷんを糖に分解して甘みを出すアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解してうまみを出すプロテアーゼ、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解してくどさや脂っこさをなくし、あっさりとさせる、リパーゼです。
こうじや八王子では、肉や魚を塩こうじで漬けておそうざいやカレーなどを作っています。

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